うつる経路

水虫はうつると言われていますが、どんな経路で水虫になってしまうのでしょうか。これまで学んできた水虫が好む環境を考えると、どういう経路で水虫になってしまうのか、ちょっと見えてきませんか? 水虫にならないためにも、周囲の人にうつさないためにも、しっかりと頭に入れておきましょう。

最も多い場所は?

もらいたくなくても白癬菌をもらってしまう場所で一番多いといえば、公衆浴場やプール、スポーツジムなどでしょう。公衆浴場の足ふきマットには、まず100%いるといっても過言ではないくらいです。白癬菌が好む高温多湿に当てはまっている場所でもありますね。こうした場所で足の裏に白癬菌がついたからといって、必ずしも水虫になるとは限りません。24時間以内に足を清潔にして乾燥を心がければ白癬菌は生きていれませんので、角質層に潜り込む前にやっつけてしまえばいいのです。いたずらに公衆浴場やプール、スポーツジムなどを不潔な場所だと決めつけてはいけませんね。

その他の経路

公衆浴場やスポーツジム、プールなどの他にどんな経路があるのでしょうか。たとえばスリッパなどがそうです。病院などではぬいだあとのスリッパを殺菌する入れ物に入れる所もあるようですが、そうでないところは要注意です。その他には、水虫の人が歩いたあとの床、じゅうたんや畳もそうですし、埃やゴミにもひそんでいる場合があります。水虫の人と間接的に接触する場所全てに可能性があるということです。しかし、毎日入るお風呂でしっかり洗っていれば、うつる心配もありません。水虫の人と靴を共有して履くことはないでしょうが、玄関からちょっと外にでるだけだからと、サンダルを拝借して履くことはあるでしょう。これは気をつけたいものですね。

爪やはがれた皮膚

白癬菌の住処はケラチンのある場所です。角質層や爪の中ですね。水虫になってカサカサになって剥がれ落ちた皮膚や、ボロボロになって欠け落ちた爪の中には白癬菌が生きたままひそんでします。生命力が強いために数週間生き続けます。この落ちた皮膚や爪を踏むことでも水虫はうつってしまいます。知らず知らずのうちに踏んでしまうので厄介ですね。そのままにして放置していると晴れて水虫の仲間入りです。こうならないためにも清潔と乾燥を心がけなければいけません。

水虫の人

水虫の人は、剥がれた皮膚や欠け落ちた爪をばらまかないためにも、靴下を履いてガードしている人もいるでしょう。周囲に対しては心遣いがあって良いことだと思いますが、水虫の足に靴下を履きっぱなしでいると、蒸れてしまって水虫が悪化することが考えられます。靴下の履きっぱなしはよくないということです。できれば足をきれいに洗い、よく乾かした状態で裸足になるといいでしょう。周囲にうつすことはよくありませんが、患部を蒸れた状態にしておくのはよいことではありません。

意外な経路

家族で水虫の人もいないのに、どこからか水虫を貰ってしまう場合があります。普段気をつけていても意外と盲点になっている経路もあるのです。例えば、居酒屋や小料理屋での小上がりの席。畳の席もあればカーペットの席もあるでしょう。湿気を帯びている場合が多いので、水虫の人が歩いたあとであれば、白癬菌が隠れています。そこを裸足で歩けば水虫になる可能性があります。小上がりからお手洗いに行くためのサンダルが用意されていますが、これも要注意なのはもうお分かりでしょう。どこにでも水虫になる可能性はひそんでいるということです。特に女性の場合は、暖かい時期になると素足になってサンダルやミュールを履くことが多いので危険にさらされることも多いでしょう。男性でも夏には素足の人も増えますので注意が必要です。