なりやすい人や場所

水虫になりやすい人というのはいるのでしょうか。なりやすい場所というのはあるのでしょうか。答えはイエスです。水虫の感染源を探すと、病気にかかる原因などの発見にもなります。詳しい感染ルートや水虫になりやすい人について、ここで説明していきましょう。

どんな人が水虫になりやすい?

水虫になりやすいと言う人は存在します。毎日お風呂で清潔にしていても水虫になってしまう人は、免疫・抵抗力が落ちているのでしょう。白癬菌は、ついたからと言ってすぐに水虫になるわけではありません。白癬菌がついたその日のうちに、お風呂でしっかりと洗って乾燥させていれば水虫になることもありません。それでもなってしまうのであれば、体質的なものなので、免疫・抵抗力を上げてあげなければいけません。

男女どちらが多い?

水虫といえば以前は圧倒的に男性の方が多いものでした。営業などで革靴を履いている時間が長かったからでしょう。しかし最近では、女性の営業職も多く、長時間パンプスをはいていることが増え、女性の水虫が急増しています。季節を問わず履かれるようになったブーツも原因の一つでしょう。一時期はやったルーズソックスにローファーなどの組み合わせで足が蒸れ、水虫になる女子高生が急増したこともあります。塾通いなどで靴を履いている時間が長い小学生や中学生にも水虫が増えてきています。これらを見ると、水虫になるのは大人が圧倒的に多いのですが、年齢を問わず、増えてきていると言っていいでしょう。

頭(頭部白癬、シラクモ)

原因になる白癬菌が、頭にうつって起ると頭白癬と呼び方が変わります。子供に多く見られ、とても強い威力でうつります。集団生活の中での発生は、他になっている子供がいないか注意してみることが大事です。

症状

頭をかゆがり、うろこ状になったピンク色の皮疹ができたり、脱毛が起きたりします。髪の毛を軽く引っ張るだけで簡単に抜け落ちたりもします。稀にアレルギー反応を起こし、痛みのある膿を持った皮疹がでるときもあります。塗り薬では治りませんので病院から処方される内服薬を使います。これは犬や猫にもうつってしまいますので注意が必要です。

体(体白癬、ゼニタムシ)

水虫の症状が体に出ると、体白癬やゼニタムシなどと呼ばれます。足に水虫を持っている人は、体にもうつらないように注意が必要です。中にはペットからうつり、足に水虫をもっていなくても体白癬の症状が出る人も希にいます。

症状

大きな特徴として、体の皮膚の柔らかい場所に症状が出ます。初期の症状は体に赤い輪のような小さな斑点が出て、少しずつ大きくなっていきます。銭の形に似ている斑点が出ることからゼニタムシと呼ばれるようになりました。お風呂に入り、体を洗うときに痒いのでゴシゴシこすってしまいがちです。益々悪化させてしまうので、できれば手の平で体を洗うようにしましょう。皮膚科を受診してしっかりとした治療が必要です。

股間(股部白癬、インキンタムシ)

股間に白癬菌がつくと股部白癬・インキンタムシになります。股間に小さな水疱ができ、中には濁った黄色い粘液などが入っています。次第に水疱が並んで盛り上がってきて、カサカサしてきてボロボロと剥がれ落ちるようになります。

どんな人がなる?

若い男性に多いもので、体が温まると激しい痒みに襲われます。蒸れないように下着をしめつめないものにするなどの工夫が必要です。男性ばかりではなく、ストッキングやナイロン製の下着の着用で、女性にも見られるものですが、放っておくとその範囲はどんどん広がっていき、色素沈着を起こしますので早期治療を心がけましょう。場所が場所なだけに、恥ずかしくて病院に行けない人も多いようですが、体中に広がる前に治療しましょう。パートナーがいる人は、うつしてしまう恐れもありますので注意が必要です。