基礎知識

水虫という病気は、風邪と同じくらい知名度のある病気ではないでしょうか。それでは水虫のことをきちんと分かっている人はどれだけいるのでしょう。原因となる白癬菌とはどういうものなのか説明できる人は少ないのではないでしょうか。

夏の病気ではない!

水虫は夏特有の病気だという印象はありませんか? 確かに夏になるとその症状を訴える人は大勢いるでしょう。秋から冬にかけて症状が落ち着いてきて「治った」のに、夏になると再発する……そんな人はいませんか? それは治ったのではなく、症状が落ち着き、暑くて蒸れる時期ではないので、水虫菌も息を潜めているだけなのです。そして暑い夏になると息を吹き返したように元気になって活発になり、水虫の症状が出てくるので「再発した」と思うのです。繰り返してなっている場合もあるでしょうが、多くはこのパターンといえるでしょう。

自然治癒はありえない!

水虫になったら自然治癒はあり得ません。肌には新陳代謝というものがあり、どんどん新しい皮膚が作られていきますが、皮膚が再生する早さよりも水虫の進行するスピードの方が早いのです。放っておくとひどくなるのも当然ですね。どんな病気でも治療が早ければ早いほど治るのも早くなります。いつまでも放っておかずに早め早めの治療を心がけましょう。

水虫チェック!

最近女性にも水虫が増えてきました。水虫かどうか分かっていない人もいるでしょう。なんか変だな……そう思ったら、水虫チェックをしてみましょう。いくつあてはまるでしょうか。

1 家族に水虫の人がいる

2 1日中靴を履きっぱなしだ

3 足が臭い

4 指の間がグジュグジュしている

5 足の裏がガサついている

6 小さな水ぶくれが足の裏や指の付け根にある

7 指の間の皮が剥げて赤くなっている

8 足が蒸れるとかかとや指の間が痒くなる

9 足の指がふやけたように白くなっている

何個当てはまりましたか? 1個でも該当する項目があったら要注意です。水虫予備軍、もしくはすでに水虫になっているかもしれません。

水虫になる場所

水虫はジメジメが大好きです。高温多湿のところは水虫菌にとってパラダイスのようなものです。プールや公衆浴場の足マットなどは最も水虫菌が好む場所でしょう。それからスリッパやカーペット、フローリングからでも水虫菌はうつります。足に原因の白癬菌がつき、角質層の奥にまで潜り込むには24時間から48時間かかります。その間に洗い流して清潔にして、しっかりと乾燥させてしまえば水虫にはならないのです。