水虫全書
 

水虫を皮膚科で治療

水虫だなんて恥ずかしくて皮膚科に行けない……そう思っていませんか? 皮膚科を訪れる大勢の患者さんの中で、水虫の人も大勢いるでしょう。はずかしがることはありません。違う科に行くなら別ですが、皮膚科に水虫治療に行くことは決して恥ずかしいことではないのです。

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自己判断をしない

なぜこんなにもしつこく「自己判断をしない」と言うと思いますか? それはこれまでにも何度も出てきていますが、水虫だと思って水虫ではない場合、またその反対のケースもあるからなのです。皮膚科に行くと水虫かどうか、どんな種類の水虫なのかが分かります。

皮膚科での水虫検査

一般的に行われている検査方法は、カセイカリ鏡検法というものです。水虫だと思われる患部から角層のほんの一部をピンセットで採取します。このときの痛みは全くありません。採取された皮膚の一部をスライドガラスにのせて、カセイカリを主な成分にしている強力なアルカリ性溶液で溶かします。こうして顕微鏡で覗いて白癬菌の有無を調べます。時間は10分ほどで診断がつきます。

皮膚科に行く前の注意

皮膚科を訪れる前に、市販薬を試している人がほとんどでしょう。市販薬を使っても、一向に症状が改善されないために、重い腰を上げて皮膚科に訪れるパターンではないでしょうか。この場合、皮膚科に行く2〜3日前から市販薬の使用を中止しましょう。皮膚科での検査では皮膚の一部を採取して白癬菌がいるかどうかを調べます。このとき、直前まで市販薬を使用していると、水虫には間違いないのに白癬菌がでない場合があります。こうしたことを避けるためにも、直前まで市販薬を使用するのは控えるようにしましょう。

薬の使用回数を守る

これは市販薬にも言えることですが、爪水虫以外でしたら抗真菌剤の外用薬が使われると思いますが、医師から指示のあった量と回数をきちんと守りましょう。少し症状が治まってきたからと言って薬の使用をやめてしまうと、また元に戻ってしまいます。せっかく皮膚科の門をくぐったのですから、時間がかかってもじっくりと通院し、医師から完治の言葉を聞くまでは治療に専念しましょう。

薬は広範囲に

薬を塗るときは患部だけではなく、その周辺にも広めに塗りましょう。症状があらわれていなくても白癬菌が潜んでいる可能性があります。できれば素手で塗らないことが望ましいですが、指で塗ったからと言ってすぐに手が水虫になるわけではありませんので、薬を塗ったあとは手をよく洗い、しっかりと乾燥させておきましょう。

爪水虫の薬

爪水虫の治療は市販薬では治すことができません。皮膚科から抗真菌剤の内服薬を処方してもらいます。これは外から薬をつけても、爪の中にいる白癬菌まで届かないので効果が出ないためです。薬の成分を血液にのせて、爪まで運ぶようにします。肝臓に負担がかかるため、肝機能の検査を行う場合もあり、他に持病がある場合は使えないこともあります。ボロボロに欠ける爪から周囲にうつさないように、外用薬も一緒に処方されます。内服薬は数ヶ月飲み続けなければいけませんし、症状が収まってもしばらくそのまま治療を続けなければ、すぐ再発してしまいます。時間と努力を無駄にしないためにも、医師から完治と言われるまでは、根気と努力が必要です。決して途中で治療をやめることのないよう、最後までしっかりと治してしまいましょう。

完治までの道のり

どのくらいで水虫が治るのか気になるところですが、症状によって違ってきます。し間型や小水疱型だと、早ければ1ヶ月薬を塗り続けることで症状は治まります。角質増殖型の場合はおおよそ2ヶ月、爪水虫の場合は、以前は1年以上も薬を飲み続けなければいけませんでしたが、現在の内服薬では早くて3〜4ヶ月、遅くても5〜6ヶ月薬を飲むことで症状が改善されます。ただし注意したいのは、症状が改善されても最低1ヶ月はそのまま薬を使用したほうがいいということです。症状が治まっても、白癬菌はまだ潜んでいる可能性があります。症状がおさまって治療をやめてしまうと、すぐに再発してしまいますので、じっくりとかまえて、プラス1ヶ月の治療を大事にしましょう。皮膚科に通院している場合は医師のOKが出るまで治療を続けましょう。

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皮膚科で治療する

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