市販の薬を使って治療

市販薬を使って自宅で治療する場合、やはり一度は皮膚科で水虫の診断を受けましょう。水虫に似た症状なのに水虫ではない場合、市販薬を使っても効果が期待できません。更に、テレビCMなどに感化されて自分の好みの水虫薬を購入するのではなく、症状にあったものを使わなければいけません。

上手な薬の使い方

どんなタイプの薬を使用する場合でも、不潔な患部に薬を塗っても意味がありません。上手な薬の使い方は、お風呂できれいに患部を洗い、皮膚が柔らかくなって薬の成分の浸透が良くなっているときに塗りましょう。もちろん水分はきちんと拭き取ってからが効果的です。お風呂でも、殺菌効果のある、刺激の少ない石鹸で患部をよく洗うようにしましょう。

スイッチOTCの水虫薬

最近の薬局・薬店ではスイッチOTCの商品が増えてきました。これは医科向けの薬を大衆用にしたものです。効き目は医科向けの物よりやや穏やかになっていますが、治療効果の高いものになります。ただし、用法・容量をしっかりと守らなければいけません。こうしたスイッチOTCの薬が水虫薬でも多く販売されています。水虫薬には白癬菌を消滅させる抗真菌剤が入っていますが、病院で処方する薬とほぼ同じ成分ですので、間違いなく水虫であれば、短くても3ヶ月は使い続けてみましょう。

市販薬の種類

現在、スイッチOTCのものを含め、水虫薬は数多くの種類が販売されています。女性用とされているものでも、中身は他の商品と大きな違いはありません。近年増えてきた女性の水虫患者のために、購入しやすさをはかっているのでしょう。最近では薬を手にとって選べるところも増えてきましたが、どんな薬を選べばいいのでしょうか。注意するべきことは、自分の水虫の症状にあったものを選ぶこと、患部を掻き崩して傷がある場合は、炎症を起こすことがあるので使えないということです。また、1日1回のものと2回のものがありますので、効果をきちんと出すためにも回数をしっかりと守りましょう。

カサカサしたし間型水虫に

指の間がカサカサして皮が剥けてくるようなし間型の水虫には、クリームや液、スプレータイプのものを使いましょう。患部よりも広く塗るのがコツです。

ジュクジュクや角化型

ジュクジュクしたし間型の水虫や、角質増殖型で足の裏やかかとが角化してしまった水虫には、クリームタイプがいいでしょう。

小水疱の水虫

水疱ができてしまっている水虫にはクリームやゲル状のものがいいでしょう。ただし、水疱が破けてしまっている場合、ゲル状のものはメントールが入っているものも多く、しみる場合がありますので、注意してください。

痒みがひどいとき

痒みがひどい場合は、スプレータイプがいいでしょう。冷却効果のあるものが多く、瞬時に冷やすことによって痒みを飛ばしてくれます。ただし、これは治療として使うよりも、痒みを治める目的で使用した方がいいかもしれません。中には噴射すると細かい氷になって出てくる物もあります。

市販薬で爪水虫は治療できる?

薬局に爪水虫だと相談に来る人はけっこう多いと知り合いの薬剤師さんに聞きました。爪水虫は皮膚科でなければ治療できません。市販薬では効果が出ないためです。それでも皮膚科に行くことをかたくなに拒み、なにか薬をと言うそうです。気休めにもなりませんよと一言添えて、液状のものを出すらしいのですが、恐らくなんの変化もないでしょう。爪水虫になったら皮膚科で内服薬をもらいましょう。一緒に併発しているであろう、足の水虫も内服薬で一緒に症状が緩和されますので、一石二鳥です。

しっかり治して裸足になろう!

水虫の人は裸足になりたがりません。カサカサしていたりジュクジュクしていたり、爪の色がおかしくなっていたりするので恥ずかしいといいます。靴下を履き続けていると悪循環です。最後までしっかりと治して、サンダルやミュールを履いてみましょう。男性だって、見るからに水虫と分かる足は嫌ですよね? 男性も女性同様、裸足でサンダルの夏を過ごしてみたいと思いませんか? これをきっかけに水虫の完治目指して頑張りましょう!