歴史
現在では珍しい病気ではない水虫ですが、いつ頃確認されたものなのでしょうか。足が蒸れたりしてカビが繁殖してなるものですが、現在のように靴の時代ではなかった昔には少なかった病気です。世界では19世紀後半に水虫が確認され、研究は1890年からされました。原因がカビだと判明したのは1910年です。日本での水虫の研究は1918年に白癬菌を培養したのが始まりとされています。
虫だと思われていた水虫菌
白癬菌というカビが原因の水虫ですが、原因が分かってからまだ100年たらずのものです。しかし、それ以前からあったわけですが、どのように思われていたのでしょうか。水虫や田虫という言葉は江戸時代から存在していることが分かっています。だからといって、それが白癬菌によるものだとはもちろん分かっていません。農家の人が田んぼに入る頃になると足や手に水ぶくれができ、とても痒くて、水の中にいる虫に刺されたと思い、「水虫」と呼ばれるようになったようです。それでも下駄や草履の時代でしたので、ほとんど見られることのなかった症状でした。